ジャンプ55周年記念!軍艦島舞台の「こち亀」新作&約7年3カ月ぶり「NARUTO」読切

「こちら葛飾区亀有公園前派出所 希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」カット (c)秋本治・アトリエびーだま/集英社

週刊少年ジャンプ(集英社)が、7月18日発売の33号で創刊55周年を迎える。これを記念し7月10日発売の32号に秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、33号に岸本斉史「NARUTO-ナルト-」の新作読み切りが掲載される。

秋本がセンターカラー46ページで描く「こちら葛飾区亀有公園前派出所 希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」は、歌手志望の女性・紅月灯にスポットを当てた「希望の煙突」シリーズの第3弾。シリーズ1作目の「希望の煙突の巻」が「こち亀」の1エピソードとして週刊少年ジャンプ2004年18号に掲載され、灯の故郷である軍艦島こと長崎県長崎市端島を舞台に、彼女を主人公に据えたシリーズ第2弾「希望の煙突―端島―」が2012年12月に少年ジャンプNEXT! 2013WINTER(集英社)で発表された。

「希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」は1963年夏の軍艦島が舞台となっており、小学生の両さんが珍吉、豚平とともに軍艦島を訪れることに。紅月灯は両さんたちの同級生として登場する。なお「こち亀」の読み切りが週刊少年ジャンプに掲載されるのは、2022年8月8日発売の36・37合併号以来、約11カ月ぶりのこと。

岸本は「NARUTO- ナルト-外伝 ~渦の中のつむじ風~」をセンターカラー55ページで執筆。同作は「NARUTO-ナルト-」初の全世界キャラクター人気投票企画「NARUTOP99」で第1位に輝いた、波風ミナトを題材にした物語だ。岸本による「NARUTO-ナルト-」の新作読み切りは、2016年4月25日発売の週刊少年ジャンプ21・22合併号に掲載された「NARUTO-ナルト-外伝~満ちた月が照らす道~」以来、約7年3カ月ぶりの発表となる。

さらに32号から34号までの3号連続で、週刊少年ジャンプ創刊55周年デザインのQUOカード5000円分が抽選で各号550人にプレゼントされる。応募方法の詳細などは誌面にて確認しよう。